以前,「学びの認知メカニズムと教育への示唆」というPowerPointのスライドが,
シンプルで,わかりやすかったのを思い出して,なにかないかなあと慶應義塾大学の
今井先生のウェブサイトにアクセスしたら, 『入門ビジネス英語』で連載されていた
「大人の英語の学び方~認知科学の視点から~」が1年分,トンボ付きのPDFで,
以下のURLにアーカイブされていました。
一気に読むことができることに,びっくりするとともに,
大変ありがたいなあと思っています。トンボ付きの見開き状態なので,
画面上では読みにくいのが難点かなあ。ということで,全部,紙ベースに
しようということでプリントアウトしました。第10回は画面上で読みやすい
フォーマットになっていますが,プリントアウトした形を合わせるために,
印刷設定を変更しなければなりませんでした。
第1回 はじめの「そもそも」―英語ができるってどういうこと?
第2回 英語はなぜ難しいのか-「知識を持っていること」と「知識を使えること」
第3回 英語の学習を始めるのによい時期とは
第4回 暗記で英語スキーマは作れない
第6回 氷山の下の知識
第7回 多読は語彙を増やすのに有効か
第8回 リスニング力をアップさせるための合理的な学び方
第9回 語彙を「生きた知識」にする映画「熟見」法のススメ①
第10回 語彙を「生きた知識」にする映画「熟見」法のススメ②
第11回 フィンランドの英語教育から学ぶ
第12回 英語の達人になるために
第5回のコーパスを使った英語学習に関連した話題として,別に『英語教育』での連載
「高校生のライティング上達のためのコーパス利用の試み」が公開されています。
ちなみに,最初に触れたPowerPointのスライドは以下のURLで見ることが
できます。
19枚目のスライドには
熟達者になるためには
・練習をいとわない
・自分の状態を客観的に判断できる
・自分の状態に合わせて練習を工夫できる
・強い内発的動機付けがある!
とあります。
今井先生は,ノースウェスタン大学で,博士号を取っています。
クールだな。
See you later!