最近，リスニングのフォーム間格差がひどいので，
今回，リーディングの方はどうなのかとリーディングも
調べてみることにしました。
ここ１年間では，リーディング，トータルとも最高でした。
トータルスコアは高いときには600点近くまで行くんですね。
フォームはTEX加藤先生のブログによるものです。
TEX加藤先生のブログに報告されたデータと数人のSNSでのデータを
利用させていただきました。ありがとうございました。
Morite2 English Channelで公開された動画から，
森田鉄也先生はフォーム１，菊池健彦先生はフォーム３でした。
リスニング
フォーム１ 66/66/76/66/54
フォーム２ 72/62/74/67/59
フォーム３ 69/69/74/69/58
フォーム４ 72/70/80/72/61
フォーム２が１問採点除外があったので，誤答数ベースにしてあります。
易しめだったフォーム４では２問ミスまでが495点だったようです。
フォーム１では４問ミスまでが495点でした。
フォーム２は採点除外が1問あるので，正確に比較することはできませんが，
平均スコアをとるにしても，フォーム２では32問程度間違えることができるのに，
フォーム４では27問程度ですから，易しめとはいえ，厳しいですね。
リーディング
フォーム１ 59/59/57/61/70
フォーム２ 52/56/52/62/63
フォーム３ 52/54/47/53/62
フォーム４ 59/57/52/61/64
重複勘定を含むため，それ以外の項目でも平均正解率を
計算してみました。
菊池先生が難しかったとおっしゃっていましたが，
フォーム３はすべての項目で平均正解率が最低でした。
フォーム間格差がリーディングにもあると見て良さそうです。
フォーム１では，森田先生が１問ミスで495点，
そして，アビメのきれいな方の報告から，5問ミスで470点です。
フォーム３では，菊池先生が１問ミスで495点でした。
フォーム４では，２問ないし３問ミスで480点，
5問ないし6問ミスで470点でした。ですので，このフォームでは，
475点が存在するはずです。まれに，400点後半で連続する正解数が
同じスコアということが起きるようですが，それがないとすると，
論理的には，480-97, 475-96, 470-95の並びになっていると
思われます。
フォーム１と４でも難易度の差が少しありますが，470点というスコアを
とるためには同じ正解数が必要だったということになります。
Happy TOEIC!
