増田有華さんを応援しながら英語学習+α

増田有華ファンが英語学習に悪戦苦闘する日記

春から始める英語学習(2/3)高橋編集長編

3月11日の「春から始める英語学習~確実にモノにするための成功メソッド~」に
参加してきました。セレン師匠による前座(HERE)が終わり,17:45ごろから,
本日のメインイベントであるThe Japan Times ST紙編集長の高橋敏之氏による
セミナーが始まりました。なお,以下,ノートにあるメモおよびおぼろげな記憶から,
このエントリーを書いており,聞き間違いや勘違いが多々含まれていると
思います。m(_ _)m

「英語学習で確実に効果を出すための4つのヒント 」 by 高橋編集長

#1 なぜ英語力が伸びないのかを知る
#2 文法を「味方」につける
#3 英語を「読む」習慣をつける
#4 「インプット」を怠らない

#1 なぜ英語力が伸びないのかを知る

(まず,最初に,「平成27年度英語力調査」の結果概要を示して,
いかに,英語学習がうまく行っていないのかの現状を説明されました。

以下,大本営発表垂れ流し。高橋編集長は,数字を加工して,以下とは逆に,
英検3級程度未満の数字を示していたと思いますが,数字を書き取らなかったので,
「旺文社教育情報センター28年2月8日」の概要から,文部科学省発表の数字を
拾いました。)

中学校3年生(英検3級程度以上の割合)

Reading 26.1%
Listening 20.2%
Writing 43.2%
Speaking 32.6%

高校3年生(英検準2級~2級程度以上の割合:平成26年度との比較)

Reading 32.0% ← 24.7%
Listening 26.5% ← 21.6%
Writing 17.9% ← 11.0%
Speaking 11.0% ← 10.5%

英語の4技能のすべてにおいて,かなり低い水準にしかない。
この原因は,とにかく,「量」が不足していることに尽きる。
英語を習得するのに必要な練習量を100とすれば,多くの日本人は,
2しかやっていない。これは,一つには,英語教材の「広告」の悪影響もある。
とにかく,たくさんの英語に触れて,自分でたくさん英語を使うこと!

#2 文法を「味方」につける

4技能 ⇒たくさんこなす
 +
ボキャブラリー&文法(4技能の基礎・土台)

⇒「基礎」がないまま,量をこなしても効果は薄い。;今回はボキャビルは割愛。

中学卒業(英検3級)レベルはマスト。できれば,高校(英検2級)レベルまで。

「文法」は,その言語の特徴的構造を把握するもの。
「構造」を知っている方が断然有利!

文法を理解していることは,登山でいえば,5合目にいる状態。
山頂にたどり着いた状態は,文法を「使いこなせる」状態。
つまり,文法を「使いこなせる」ための練習が欠けており,必要である。

では,具体的にどのように練習すればよいのか?
⇒「文法書の例文の音読」

教材例として,English Grammar in Useが取り上げられる

読んで理解+例文を音読(最低10回)
⇒知識としての文法を身体に覚えさせる

(問題はどのぐらいのペースで続けていくのかですわ。大体1冊で140レッスンぐらい
あるわけですが,1日1レッスンだと1周するのにゆうに120日・4ヶ月超えですわ。これがなかなか
大変なわけですわ。学習が継続していくためには,一方で多少の即効的な成果が出ることは
わりと重要だと思うんですわ。その意味では,TOEIC L&R攻略は,英語再学習のとっかりとしては,
優れていると思うんですわ。あと,Grammar in Useシリーズの初級と中級どっち?,
BritishとAmericanどっち?問題があると思います。なお,Grammar in Useの日本での売上に
貢献したという自慢話もあったんですが,割愛いたしました(笑)。)

#3 英語を「読む」習慣をつける

ネイティブ・スピーカーは,平均160-180 wpmで,話す。これをリスニングするためには,

・英語の聞き取り能力
・英語を素早く読解する速読力

が必要である。

①英語の音(文字)を耳(目)で拾う→②耳(目)から入った英語の意味を理解する
=ListeningとReading(速読)は同じようなプロセスととらえることができる
速読力がある=英語の処理能力が高い

速読を妨げるもの=「日本語に訳さないと理解できない」
→英語を英語のまま理解できるようにすることが必要

・多読 読み「慣れる」ことで理解力が高まる
・音読 日本語が介在する暇がなく,英語の語順通りに読まざるをえない
・リスニング 英語の語順通りに意味を理解しなければならない

#4 「インプット」を怠らない

・「インプット」:英語を読んだり,聞いたりする
・「アウトプット」:覚えた知識を利用して,英語で書いたり,話たりする

[昔,伊藤サム先生の書いた本の中にあった,1人前の英文記者になるには,読んだ英語の本を
床から重ねて,身長の2倍になるくらいの読書量が必要であるという話をなされました。これは,
きっとThe Japan TimesのOral Traditionなのでしょう。
殆どの日本人は,足の付根にすら届かないはず。]

日本人は,インプット・アウトプットの両方とも不足している
⇒たくさんの英語に触れ,「頭の中の英語のストック」を増やしていなかければならない

インプットは,自動車に例えるならば,ガソリンを入れることに当たる

会話力を高めるためには,会話の「サンプル」にたくさん触れることが不可欠!
⇒おすすめとしては,ダイアローグ教材,海外ドラマ(コメディ)などで,会話にたくさん触れること。

是非持っておいて欲しいアイテムとして,携帯音楽プレーヤーをあげておきたい。
お気に入りのシーンの音声を片っ端から入れて,ながら時間にリスニングを繰り返す。

(18:25ごろ終了しました。The Japan Times ST誌の宣伝を極力押さえた,プレゼンでした。
私個人の感想としては,インプットのところで,もっと宣伝しても良かったと思うぐらいでした。
高橋編集長とは,懇親会開始前に少しだけお話できましたが,それは,次のエントリーで書きます。)

ここで,一旦,休憩が入りました。

イメージ 1


(続く)

にゃもし