増田有華さんの出演するミュージカルのプレミアは初めて。
このミュージカルは,映画『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』で
知られるベンジ・パセク(Benj Pasek)とジャスティン・ポール(Justin Paul)の
デビュー作品というのが最大の売り。
そして,「ソングサイクル」という1話1曲で話が完結して,それが,次々と
演奏されていくというのも売りなのかな。
昨日の公演では,必ずしも歌詞が完全に聞き取れて,
ストーリーが見えるわけではなかったので,予習していったほうがいいはず。
今回の日本初演は,2007年のニューヨークのセットリストを使っているようですが,
Wikipediaをチェックすると,以下のようにあげられていますが,
公演パンフレットによると,アステリスクのつけたものが使われていました。
この13曲プラスTransition #1, #2, #3の合計16曲の構成でした。
Song List
*"Become" - Man 1, Woman 1, Man 2, Woman 2
"Monticello" - Man 1
*"Lying There" - Woman 1
*"I Hmm You" - Man 2, Woman 2
"Along the Way" -
"Pretty Sweet Day" - Man 1, Man 2
"Perfect" - Woman 1
*"Coasting" - Man 1, Man 2, Woman 1, Woman 2
*"In Short" - Woman 2
"Dispensable" - Man 2, Woman 1
*"I Once Knew" - Man 1
*"I've Gotta Run" - Woman 1
*"Part of a Painting" -
*"Ready to Be Loved" - Woman 1, Woman 2
"Like Breathing"
Additional Songs
"Giant World"
*"Boy with Dreams" - Man 1
*"Be My Friend" - Woman 1, Man 2, Woman 2, Man 1
*"Caitlyn and Haley" - Woman 1, Woman 2
*"Man of My Dreams" - Woman 1, Man 1, Man 2, Woman 2
"One Reason" - Man 2
新国立劇場中劇場ですが,シートは常設の形(1列目からある)でした。
チームBLUEの舞台装置は,たくさんの衣装が舞台に飾られていて,
1話1曲なので,それぞれの曲で,別々のキャラクターを演じるために,
備えられている衣装を着替えていくという形で進行していきました。
例えば,"Caitly and Haley"という楽曲では,姉のCaitlyを菜々香さん,
妹のHaleyを増田有華さんが担当するという感じ。
チームBLUEの売りのチームBULLとの共演は,"Be My Friend"で実現して,
この楽曲はSNSネタなんですが,バックスクリーンにチームBULLの4名が
映し出されて(SNSの画面を模して),歌の競演が実現していました。
バックスクリーンはこのときばかりでなく,空いている(?)メンバーが,
カメラクルーとなって,他のメンバーを写しているのが映し出されるという
演出にも生かされていました。
"Man of My Dreams", 増田有華さんが理想の彼氏ができたと歌うのですが,
彼氏(Jonathan?)がゲイで,バックスクリーンにGAY,GAY,GAYと映し出されたのは,
笑ってしまいました(LGBTを差別する意図はありません)。
最大の売りのパセク&ポールの楽曲ですが,若干ですが,「習作」感が
ありました。
日本語の歌詞では,しばしば,「落ち着け,これまでのこと,簡単に捨て去る
ことができるのか?」のような内容が歌われていたので,共通するテーマは,
人生の場面場面を切り出して,その重みを歌うことなのかなと思ってしまいました。
パンフレットは,1,500円で,全公演共通,クリアホルダーに入っています。
全部で8ページの綴じなしの見開きです。
増田有華さんのツイッターであったように,BLUE,REDでは曲順が違うのですが,
それぞれのチームのセットリストも掲載されています。
BLUE見ると,REDも見たくなったので,本日,劇場で,追加でチケットを買います。
Good Afternoon!